「荘子」の「列禦寇(れつぎょこう)」からとった。
「學屠龍」とは
「龍を屠るを学ぶ」こと
である。
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朱泙漫。 | 朱泙漫しゅひょうまん、 |
學屠龍。 | 支離益しりえきに、 |
於支離益。 | 龍を屠ほふるを学ぶ。 |
單千金之家。 | 千金の家をつくし、 |
三年技成。 | 三年にして技なるも |
而无所有其巧。 | その巧をもちいるところ |
なかりき。 |
朱泙漫さんは
支離益先生に師事して
「龍の退治法」という
とてつもなく凄い技を学んだ。
莫大な財産を傾け
三年を費やして
ついにそのワザを習得した。
ただ、
彼の生涯において、
そのワザを生かす場面にであうことは
ついになかった。
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「龍を退治する技」なんて
ムダに凄いけど
龍に出会うことがない以上
社会的にはほんとにムダ。
それがムダだということは
自分が一番わかっている。
その努力と時間を他に向ければ
なにかしら役立つことができたかもしれない。
でもまぁやっぱり
そんなムダなことに
ついつい惹かれてしまうんだな、
これが。
ムダに凄いけど
龍に出会うことがない以上
社会的にはほんとにムダ。
それがムダだということは
自分が一番わかっている。
その努力と時間を他に向ければ
なにかしら役立つことができたかもしれない。
でもまぁやっぱり
そんなムダなことに
ついつい惹かれてしまうんだな、
これが。
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