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2016年9月4日日曜日

朽ちたテーブルの思い出

庭のテーブル代わりの木箱を
おととい、
シロアリの食害で壊して捨てた。

ガタは来ていたし
十分役目は果たしてきたし
特段いうことはない。

この木箱は
鶏を飼ってみたくて仕方なかった下の子と
鶉なら、
と妥協して作った鳥小屋であった。

2010年。
こども3年生。鳥小屋を作る。
穴をあける、ネジ留めする、ひもを編むなど
3年生なりにはかなり頑張った。






初代うずら「鶉子(じゅんこ)」
1年後逃走。息子、町内中を必死で探す。
捕まらず。
後で考えたら庭の茂みに何日もいたのかもな。


2011
2代目うずら4月生まれの「卯月(うづき)」
2度ほど逃走するも都度捕獲。
天寿を全う。


2016年
鶉小屋、天寿を全う……ん?




…いや、天板だけもうちょっと使うから、天寿を全う、ではないか。
そういえば、
以前に引っ剥がした側板は別の木箱になっているな。




木材の素材の命は案外長い。

2016年3月21日月曜日

桃夭

桃之夭夭 灼灼其華
之子于帰 宜其室家

桃之夭夭 有蕡其実
之子于帰 宜其家室

桃之夭夭 其葉蓁蓁
之子于帰 宜其家人

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初めての子どもができたとき
ハイテンションな妊婦は
男か女かわかりもしない胎児を
 ももちゃん
と呼んだので
その子は「もも」であることが確定した。

さんざん考えた挙句の果ては
何の工夫もないシンプルな結果への帰着で、
「思無邪(思ひよこしま無し)」を
そのまま文字に延べたような
詩経巻頭のこの詩(桃夭)から
「桃」と「華」を選んだ。

ただ、
どこにもいなかった命が
ここに兆(桃)し、
やがて化(花)していく不思議に感じ、
「華」ではなく
その異体である「花」の文字を選んだ。

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爾来17年。
蝶となるのか
カブトムシとなるのかはわからないが
確かに化している真っ最中ではある。

2015年11月3日火曜日

履歴

2015.09.11 FB開設(掲載記録上 実開設日はもっとあと)
2015.11.03 ブロク開設
2015.11.03 FBより整理したい写真等を複写して編集

2015年10月24日土曜日

カレーマジック

母親が出かけている。

弟がカレーを作っている
野菜を切り終わるのに30分かかった。
母は「ツナカレーを」と指示していったのに
冷凍の鶏胸肉をフライパンに入れて
電子レンジに入れようとしている。
鍋に入った生の野菜の上に、
ツナがだらしなくまき散らされている。

目付役の姉がブチ切れている。
「切るのも炒めるのも
結局あたしじゃん!」

部屋中に玉ねぎのにおいが立ち込める。
そんな姉も、換気扇を回してはいないのだ。


今、父は、
不安以外のなにものもない状態で
カレーの出来上がりを待っている。

















2015年10月23日金曜日

もんじゃ焼80円

ウチのあたりでは「もんじ焼」といった。

転校生だった僕は
見たことのないその雰囲気に
どうしてもなじめず近づかなかったが、
その当時はまだ、
駄菓子屋の奥で、
もんじ焼は焼かれていた。


今の、具だくさんで豪奢なもんじゃ焼きとは
トンブリとキャビアほども違う、
あんこ玉やくじ引きほどの値段の、
こどもの外食だった。


宇都宮の「木村製菓」の駐車場の片隅の
ちいさな店で
んな正調のもんじ焼を食べた

1杯80円。
10円と20円の具材は別売り。
3人で300円で、雑談に興じながら
30分かけて食べた。

おいしかったし、たのしかった。

こどものころみたもんじ焼は
こんなに清潔ではなかったけれど
できることならこどもであった僕には
「一回くらい食べておくがいい」
と言ってやりたい。






手前味噌

「そろそろ取りに来るがよいであろう」
と、実家からご託宣が下ったので
車で味噌を取りに行く。

母が味噌を仕込むようになってから何年くらいになるだろう。
年に2回くらいもらう。
合わせると20kg以上はもらう。
「高級卵」をお土産にもらうのも恒例である。

母は「味噌つくり教室」も開いている。
「みんな人任せなんだから!」
とぶちぶちいいながら
リクエストにこたえて毎年開く。

次回はウチ用にもう1樽多く作ってもらっていいかな。




2015年10月3日土曜日

理想と現実

姑の指示(スキムミルク入り胡麻豆腐)と
嫁の出した結果(スキムミルク入り胡麻豆腐)。
あれ?




2015年9月23日水曜日

卯月の形見

うずらの卯月の住んでいた小屋をこわして
板に鉋をかけて
棚の整理用の木箱を作る。