獅子、はしゃいでいる。
ついでに戒壇院の獅子も載せておくか
(2013東大寺にて)
この間抜け面が大好きである。
ライオンを漢字で書くなら
獅子
だが、
仏典では同じ動物を
師子
と書いている。
師子はサンスクリット語のシンハ(ライオン)の音訳である
したがって、ここでは「師」に意味はない。
(音(よみ)を借りているだけ キリスト教国を仏蘭西と書いても悪意がないのと同じ)
のちの時代、
動物のことだから、ということで
獣扁をつけて獅子にしたのだろう。
シンハは
獅子のマークの「シンハービール」のシンハである。
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文殊菩薩の乗っているのは
師子
であることが多い
かといって、博物館の
文殊騎獅像
の説明文に
「騎師 じゃないんですか?」
なんて噛みついているような ちりとてちん は
饐(す)えた豆腐でも喰らわされればよい。
固有名詞としての「騎師像」ということであれば
「騎師さん」のお名前を
「騎獅さん」と書くのは無礼であろうが
説明文の「騎獅像」は通常
「ライオンに騎乗している像」と
説明しているに過ぎないから、
である。
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ついでに
イノシシは「猪の獅子」ではない。
和語で、獣や(獣の)肉を「しし」というだけである
「ゐ」という動物やその肉を
「『い』のしし」 といい、
「か」という動物やその肉を
「『か』のしし」 というのである
かのししとは鹿のことである
鹿の子供のことを「鹿の子(かのこ)」という
…また話が長いな。
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