2015年11月8日日曜日

屋根でむっちゃはしゃぐライオン

聖福寺の門の屋根。

獅子、はしゃいでいる。

 ついでに戒壇院の獅子も載せておくか
                  (2013東大寺にて)
この間抜け面が大好きである。









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ライオンを漢字で書くなら
 
だが、
仏典では同じ動物を
 
と書いている。

子はサンスクリット語のシンハ(ライオン)の音訳である
したがって、ここでは「師」に意味はない。
(音(よみ)を借りているだけ キリスト教国を仏蘭西と書いても悪意がないのと同じ)

のちの時代、
動物のことだから、ということで
獣扁をつけて獅子にしたのだろう。

シンハは
獅子のマークの「シンハービール」のシンハである。

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だから
文殊菩薩の乗っているのは
 
であることが多い

かといって、博物館の
 文殊騎
の説明文に
「騎 じゃないんですか?」
なんて噛みついているような ちりとてちん は
饐(す)えた豆腐でも喰らわされればよい。

固有名詞としての「騎像」ということであれば
「騎さん」のお名前を
「騎さん」と書くのは無礼であろうが
説明文の「騎獅像」は通常
「ライオンに騎乗している像」と
説明しているに過ぎないから、
である。

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ついでに
イノシシは「猪の獅子」ではない。
和語で、獣や(獣の)肉を「しし」というだけである
「ゐ」という動物やその肉を
   「『い』のしし」  といい、
「か」という動物やその肉を
   「『か』のしし」  というのである
かのししとは鹿のことである
鹿の子供のことを「鹿の子(かのこ)」という

…また話が長いな。



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