2016年9月25日日曜日

赤染衛門 墨染衛門

やすらはで 寝なましものを
さ夜ふけて
かたぶくまでの 月を見しかな
      (小倉百人一首/赤染衛門) 

赤く染めた革をハンガーに掛ける、
赤染衣紋(掛け)

…え、これはハンガーでない、と?

衣紋掛け、という言葉
めっきり聞かなくなった。


前回墨で染めた床革
思いのほかよかったので
捨てる予定であった端切れを染めてみることにした。


何年前に買ったんだ?
初めて開けてみる。


本来刷毛で塗る染料らしいが
水で薄めて浸すことにする。
薄めすぎかな。
革は水につけると茶色い水がでるので
あらかじめ軽く水洗いした
この方がムラにならないと思うし。


と、ここで
染料を庭で雨水に流すのはよくないんじゃないか?
と思い
洗面所で水洗い。



家作るとき
「こんな大きな洗面台どー使うんです?」
みたいなこと言ったけど
大きくてよかった。


墨は大丈夫そうだから外で染める。


腐った昆布か
どぶさらいで上がってきたボロ切れ、
といったおもむき。


水揚げした昆布。


水洗い。
これくらいでいいかな。


干す。


端切れ捨ててすっきり!
のはずが
また捨てられなくなってしまった。

早く乾かないかな。

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