2016年9月3日土曜日

地蟲的なものとの戦い


その時点では「局地的な事故」と思っていたが
事態はずいぶんな広がりを見せていた。


見取り図。
A:最初の発見地点
  机として使っていた木の箱動かしたら
  土と接した口縁部分にシロアリ。
  しょっちゅう動かしているもので
  今の位置において何週間もたっていないはずだが…

B:農具を置くのに敷いていた木片や木の台を持ち上げたら
  シロアリ。
  ここに木切れを置いたのは8/13以降だから
  半月ばかりで発生したことになる。

C:道具小屋の下。
  60㎝くらいの高さがあって
  袋入りの土や石を置いているが
  そこに、家具を壊した時出た合板を3枚ほど敷いていたが
  その1枚にたっぷりと…

これはどこも信用ならないと思い
あちこちを見る。

D:立てかけておいた椅子の
  土との設置部分に…

E:波板を抑えていた杭代わりの木の板。
  南側の2/3くらいはシロアリの餌食に。
  すでにシロアリの姿の見えないボロボロのものも。
  



一番ひどかった、Cの合板。
シロアリが散らないように
舟に入れて確認。

合板の間には
恐ろしい光景が…
とりあえず消石灰漬けにしておく

しばらく放置した椅子D。
持ち上げると…

これまた大惨事。

まず消石灰まみれにして

傷んでいない上部を切り取り

脚はそぉ~とゴミ袋に。


となると、
ここEが無事であろうはずがない。

完全に朽ちている。
すでにシロアリもいない。


こっちは今なお活動中!

一見ちゃんとしているが

中身は全くなし
張り子の杭。
シロアリさえいない。

杭を抜いた後には
見ている間にアカアリ(正しい種名は不明)が侵入。
じゃんじゃんシロアリを運び出していく。
拡散させているのではなく食べるらしい。
いっつもはアブラムシを助長するかわいくないアリだが
今日ばかりは頼もしく見える。

一番ひどかったDを乾燥させるために溝を掘ることにする。
側溝が暗渠になるとき
いらなくなったのをもらっておいたフタ(グレーチング)を使う。
溝を掘っていたら杭が出てきた
こやつもシロアリを呼びかねない。

せっかくの夏休みきかんなのに~

石が出てきて大きく掘れてしまったところには
いつもなら木を差し込むところだが
今日ばかりは大谷石のかけらを詰め込むことにする。

朴りだされた荷物たち
しばらくは別の小屋へ。


あとはちょっと様子見かな。


おr

0 件のコメント:

コメントを投稿