2016年9月14日水曜日

繕い

壊れたのを放置したら
修理が大きくなってしまった話。




床革は面としてはともかく
些か弱い。

肩掛けベルトの付け根、
力のかかるところが割けてきて
どう補修したものかなぁ、
と思って2か月。
その間に
ずいぶんひどいことになった。

ちぎれるぞ。


もうほんのちょっと前なら
軽い修理で済んだはずだけど
ここまでくるとなぁ

めんどくさいと思いつつ
縫いなおすべく、糸を断つ。


革を貼って補強するが
せっかくだからポケットにするか
(この判断はあまりよろしくなかった…)


縫うためにはまず穴をあけるのである。


麻糸には蝋を引くのである。


縫う


ポケットついた


コバを滑らかにする(コバ磨き)


なんだか雑だけど
まぁいいか


補強の役目を負ったポケットついた。

でも「シンプルに」を信条としていたはずなのに

なんだかごっつくなった。
う~ん。
仕方ないなぁ。


数日使っていたらポケットの蓋が反り返ってきた。
そりゃそうだな。















蓋を裏から補強する。







ここもだめじゃん

















補強せざるを得ない。






















今回の修理はこんなところでいったん終わりとする。
















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