四寸の柱の古材に
鈕(ちゅう=つまみ)を彫り
印にした。
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…明日の展示会に出すために
昨日の夕方と、今日の夕方で作る。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
★金曜日★
板を敷き
茣蓙を敷く。
いつもならリビングでだけど
天気もいいしね。
龍の頭を彫る
…う~ん。
体を彫る。
う~ん、う~ん。
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板を割って棒を作り
棒を削って角を作る
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角を差し込む。
こんな感じなのに
ここまで5時間かかった。
冴えないなぁ
焼いてみるか。
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まぁいいか。
印材が完成。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
★土曜日★
時間はないけど
「印材」を「印」にしてみるか。
おもしろい字を探す。
「鰥(かん)」
鰥夫(かんぷ)といえば
やもお(妻を失った男性)のこと。
でもここではそんなつもりでなくて
1)字形がおもしろい!
2)「鰥」は「鯤(こん)」と通じ
「魚の卵」であったり「巨大な魚」であったりする
ということ選んでみた。
「天魚」は「鯤」をイメージしてつけた号なので。
まぁこんな感じかな。
鑿は昨日の作業でもうぼろぼろだが
疲れ切っているので
4分と5分の1丁だけを何とか研いだ。
ごりごり彫りだす。
あれ、
案外簡単にできたな。
鑿を研ぎあげてから40分足らず。
とりあえずビールで休憩(2本目)
印をひっくり返してクランプで作業台に固定。
押せればおもしろいけど
ムリなので
刷る。
明日持っていくために
段ボールで包む。
「銘」はなくてもいいんだけどね。