千里、暮雲平らかなり。
地平線の果てまで、
夕空の雲が平らに広がっている。
それって、こんな雲じゃない?
という雲が広がっていた。
19:00ころ
会社の窓から。
出典の詩は冬枯れの大草原を歌うが
梅雨明けの横浜にその雲を見た、
と思った。
向こうに入道雲が見える
観猟 王維
風勁角弓鳴 風勁(つよ)く角弓鳴る
将軍猟渭城 将軍 渭城に猟す。
草枯鷹眼疾 草枯れて鷹眼疾(はや)とく
雪尽馬蹄軽 雪尽きて馬蹄軽(かろ)し。
忽過新豊市 忽ちに新豊の市を過ぎ
還帰細柳営 還(ま)た細柳の営に帰る。
廻看射雕処 雕(ちょう)を射し処を廻(かえ)り看れば
千里暮雲平 千里、暮雲平らかなり。
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