2016年1月4日月曜日

和風スクラップブック

ハンコ作品(印影の方)を保存するための
スクラップブックを作った

1)発端:スクラップブックを作ることになったわけ
 何年かぶりではんこをいくつか作ったら
 作ったハンコの印影を、
 同保存しようかな、ということになった。

 彫ったハンコは、
 捺しやすい雁皮紙(がんぴし)の半紙を
 1/16に切ったもの(名刺くらいの大きさ)を
 印箋(ハンコを押す紙)として
 印影を取ることにする。
 その印箋はスクラップブックに挟むことにする
 そのスクラップブックを画仙紙風の厚手の半紙で作ってみることにする。

2)出来上がり図
 本紙だいたい115mmx95mm
 半紙1/8より一回り小さい
 だいたい90葉(180頁)。
 ハードカバー、千代紙貼り


 スクラップブックだから、
 これから印箋をはさんでいくと
 小口側が分厚くなるから
 あらかじめ背側は厚くするため
 背側だけ合紙をはさむことにする。
 ただ、本紙は
 挟む予定の薄手の雁皮紙よりだいぶ厚いので
 合紙は、本紙3枚に対し2枚とする。
 つまり、小口側の紙は90枚だが、
 背側からは150枚を綴じてあることになる。
 (写真は表紙を付ける前の状態)

 実際の印影の紙を挟んでみるとこんな感じ
 本紙はざらざらした紙なので
 糊で貼らなくても印箋は落ちない。



3)作ってみる…本紙
 半紙1枚から本紙6枚を取ることにする
 6枚のうち4枚は背側を15mm折っておき、
 背側を厚くするための合紙とする。


合紙となるヘリを折る(長手方向の両端)


ヘリを折ったまま長手方向に3等分に折る。

剪紙刀(せんしとう)で3等分する

半紙15枚を3等分する。

半分に切る=本紙90枚ができる


見返しとする色画用紙をつけてステープラーで綴じようとするが
厚すぎて綴じられない!(小さい方の失敗

穴をあけて、麻糸で綴じることにする。

綴じられた

3方を化粧断ちする

本らしくなった

4)作ってみる…表紙
額装用の薄手のマット紙と
買い置きの千代紙で表紙を作る。



作り方間違えた!(大きい方の失敗
綴じた部分まで分厚い表紙でがっちり固めてしまった!
これではページが開かない!!

絶望的な気分で、
がっちり糊付けした表紙をビリビリ剥がし
表紙を作り直す

写真は見返しがビリビリになったのをつくろった本体と
新しく作った表紙


まぁなんとか形になった。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

5)あとがき
午前中でちょいと作ろうと思ったのに
6時間位はまるまるかかった。
少々見込みが甘すぎた。
まぁ一応使えるものができたのでよいことにする。
冬休みはこれでおしまい。


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