2015年12月7日月曜日

江戸小咄

中学生ころ買ったのだと思う。
奥付は昭和51年4月5日発行。
ほぼ40年前の本。
江戸小咄を読んで一人で笑っている中学生って…

話が短いので
ちょこっと読むのにちょうどよくて
何回の何回も読んだ。

どこがおもしろいのかわからない話があったり
こりゃお下品!もたくさんだけど、
それも面白くて
飽かず読んだ。

最初に表紙を失い、
やがて
背の糊が取れてきた

アメブタ(豚の革)で背を補強したところまではよかったが
ちょうとそのとき、
パッチワーク状に継ぎはいだ革をもてあましていて
思い付きで貼ったのがよくなかった。
表紙が硬すぎて
却って背表紙を損じてしまった。
イエス様も言っていた。
新しき葡萄酒を古いき革袋に入るることは為じ。
もし然せば袋張り裂け、酒ほとばしり出てて袋もまた廃らん。
と。

どう直そうかな、
とは思ったが、ふとAmazonを見たら
古本が出ていたので買ってしまった。
奥付は昭和61年3月14日
ちょうど10歳若返ったわけだが
説明に書いてあるほどきれいな本ではないなぁ
それは仕方ないとして
10年で坪量をだいぶ落としたらしく
厚みが1割近く減っていた
そして、本の中まで焼けている。

元の本を直した方がよかったかなぁ。






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