スクラップブックを作った
1)発端:スクラップブックを作ることになったわけ
何年かぶりではんこをいくつか作ったら
作ったハンコの印影を、
同保存しようかな、ということになった。
彫ったハンコは、
捺しやすい雁皮紙(がんぴし)の半紙を
1/16に切ったもの(名刺くらいの大きさ)を
印箋(ハンコを押す紙)として
印影を取ることにする。
その印箋はスクラップブックに挟むことにする
そのスクラップブックを画仙紙風の厚手の半紙で作ってみることにする。
2)出来上がり図
本紙だいたい115mmx95mm
半紙1/8より一回り小さい
だいたい90葉(180頁)。
ハードカバー、千代紙貼り
スクラップブックだから、
これから印箋をはさんでいくと
小口側が分厚くなるから
あらかじめ背側は厚くするため
背側だけ合紙をはさむことにする。
ただ、本紙は
挟む予定の薄手の雁皮紙よりだいぶ厚いので
合紙は、本紙3枚に対し2枚とする。
つまり、小口側の紙は90枚だが、
背側からは150枚を綴じてあることになる。
(写真は表紙を付ける前の状態)
実際の印影の紙を挟んでみるとこんな感じ
本紙はざらざらした紙なので
糊で貼らなくても印箋は落ちない。
3)作ってみる…本紙
半紙1枚から本紙6枚を取ることにする
6枚のうち4枚は背側を15mm折っておき、
背側を厚くするための合紙とする。
合紙となるヘリを折る(長手方向の両端)
ヘリを折ったまま長手方向に3等分に折る。
剪紙刀(せんしとう)で3等分する
半紙15枚を3等分する。
半分に切る=本紙90枚ができる
穴をあけて、麻糸で綴じることにする。
綴じられた
3方を化粧断ちする
4)作ってみる…表紙
額装用の薄手のマット紙と
買い置きの千代紙で表紙を作る。
額装用の薄手のマット紙と
買い置きの千代紙で表紙を作る。
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