2輪も3輪も咲いた覚えもない。
空芯菜(くうしんさい)。
うちの周りのスーパーでは
朝顔菜(あさがおな)の名前で売られている、
朝顔の仲間。
花は朝顔そっくり!
…といいたいけど
むしろ夕顔が思われる。
朝顔、空芯菜、
ついでにいえば
昼顔、夜顔、それに薩摩芋はヒルガオ科、
夕顔はウリ科なのだけれど。
夕顔という名も花も
なんだかはかなげに思われるのは
薄暗い中で開くよわよわしげな白い花だからなのか
朝を待たずにしぼんでしまうからなのか
源氏物語の余韻なのか。
…3つコミ、なんだろうな。
心あてにそれかとぞ見る
白露の光そへたる夕顔の花
(源氏物語 夕顔)
は
心あてに折らばや折らむ
初霜の 置きまどはせる白菊の花
(百人一首/古今集 凡河内躬恒)
にそっくり。
…空芯菜の花の話だった。
めっきり秋っぽくなって草の勢いが衰えてきたうえに
長雨と、行事続きの週末で手が入らず
庭は荒れ気味。
苦瓜の蔓はだいぶ衰えたけど
実はまだだいぶ採れる。
週末晴れるとよいのだけれど。
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