…芭蕉
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おととい新居に引越し、
今日、元の家を大家さんに返した。
今日家を返す、という今日、
庭の巣箱で
シジュウカラの卵が孵った。
芭蕉は
自分の出た家に女の子のいる家族が入ったことを
「住替って『雛人形の飾られる家』になった」
と詠んだが
うちは住替って
四十雀の雛の家となる。
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家を返す手続きの覚書に
雛が巣立つまで
巣箱を残してもらうことを付け加えてもらった。
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孵ったばかりの雛は
丸裸で目も開いていなくて
ありていにいってかわいくない。
でも
か細く、無垢なその声は
ただただ、
愛おしい。
昨日(2016.04.19)は抱卵していた。
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